三岐鉄道のナローゲージ

今回のメインは四日市近辺に二つあるナローゲージ路線を巡ることでした。その割に寄り道が長すぎましたが北勢線に着いた時点でまだ昼前だったのでダイジョブダイジョブ・・・

可愛らしい車体のナローゲージ。
パンタ付きの車両以外は付随車かなと思いましたがもう片方の先頭車にも電動台車を装備しているようで0.5M×2相当らしいです。
先頭車の方が中間車より数メートル長いそうで、電動車の粘着性能向上の為かな?と思ってましたがどうやら先頭車の方がかなり新しく、軽量化で車体を長くすることができるようになったとかそういう話だそうです。

やはりナローは真正面から撮らないと。しかしホント細いですねぇ。阿下喜方の先頭車はだいたい仕様が統一されていますが、富田方の先頭車はバラエティ豊かなようで、連接車が繋がってると知ってビックリしました。また時間を掛けて訪れたいところです。

阿下喜駅に停車していた編成。こちらは片方の先頭車が片開きで車体長が短いですね。同じように見えて仕様がかなり違うのが面白いところです。

ところでここ阿下喜駅には昔使われていた220系電車のモニ226が保存されています。随分状態がいいなぁと思ったら一般公開されたのは結構最近のようで。
この車両は30年程前に廃車になっていますがこの車両の同型が20年程前までここで現役だったというのはなかなかすごい。動いてるところを一度見てみたかったものです。

現在の営業線の隣にモニの保存用路線とは別に更に狭いゲージの周回線路が敷かれていますが、イベント時などに左の車両をモチーフにした遊具のミニホクさんが出てくるようです。最近出ているのか知らないですけど・・・

保存車と営業車。ところで、保存車の塗装を見たら一目瞭然ですがここは10年前まで近鉄線でした。その路線を三岐鉄道が受け継いだのですが、車両・路線共に近鉄時代とは見違える程に良くなったそうです。車両は冷房化が進められ、最高速度向上の為の工事も行われたそうです。路線側でも自動改札機や自動券売機の整備などが行われ、近鉄に残ってしまった結果として時代に合わないスタイルを引きずっている内部・八王子線とは天と地ほどの差がありました。
軌間が狭くて車両が特殊でも再建のチャンスはまだまだあるという見本ですね。内部・八王子線もそうなって欲しいのですが果たしてどうなることやら・・・

この後は三岐鉄道の鉄道線の方に向かいます。

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