津山扇形機関庫公開

2013年6月8日

この日津山に来た一番の目的は、この扇形機関庫見学です。元々DE50などのディーゼル機関車の保存がされていましたが、近年になったディーゼルカーの保存車が増え、しかも他所に保存車の少ない形式なので、いつか行きたいと思っていました。
見学可能な日も結構多いので、いつでも行けると言えばいつでも行けるのですが、何もない週末で予約も取れたので行ってみることにしました。

ディーゼル機関車のコーナー。DD15 30・DE50 1・DD51 1187が保存されています。DD51は同型機がまだまだ活躍中ですが、この1187号機は旧餘部鉄橋でのみやび転落事故で鉄橋上に残った機関車として有名ですね

私の所属する鉄研から発掘されたDE50 1のカラー写真。80年代前半の岡山機関区です。おそらくこの頃はもう動いておらず廃車待ちの状態だったのでしょう。

キハ33 1001とキハ52 115。共に2010年の廃車で、2009年の姫新線のキハ127投入による転配によって余剰になり、廃車になっています。

キハ33 1001は晩年、キハ47と組んで鳥取浜坂の区間運用に使用されていました。キハ33は2両居ましたが、トップナンバーの1001が保存され、1002は解体されています。

キハ52は大糸線で使用されていましたが、キハ120の投入により廃車され、一両がいすみ鉄道に、一両がここ津山に移りました。
津山にいる115は現役末期から国鉄標準色で活躍していました。

キハ52は津山へ輸送される途中、真夜中ですが関西も通りました。その時の写真です。

キハ58・28とキハ181 12。先程の二形式と違って優等用の気動車です。

ここに保存されているキハ58/28は、元急行みよし用で、列車の廃止後は岡山気動車区に移り、急行色に戻された上で各種イベント列車に使用されていました。
これは団臨として関西に来た時の写真です。

キハ181 12は特急はまかぜ用として長らく活躍していましたがキハ189の導入によって廃車、保存に際してはまかぜ色から特急色に塗り替えられています。
写真は春によく運転されていた修学旅行臨の写真です。

元詰所と思われる屋内展示室です。展示品も充実していますし、何より国鉄OBの方の貴重なお話が聞けます。

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