三岐のナローを見た後は、近くにある鉄道線の方の東藤原駅に移動します。
ここでは、日本でここだけとなってしまったセメント列車の発着駅で、昼間の時間帯だといつでも入換をやっているという貨物ファン垂涎のスポットの一つです。
この日も到着するとすぐに重連の電機による入換が始まりました。
セメント列車の貨車はタキ1900。メジャー形式でしたが現役で活躍するのが見られるのもここくらいになってしまいました。
この列車の入換が終わって間もなく、次の列車が返空でやって来ました。
無線で連絡を取りながら慎重に停止位置まで誘導します。
貨車の切り離し・増結が始まりました。
ここの名物とも言える突放。貨車のブレーキのみで連結を行うこの作業もここでしか見られなくなってしまいました。
貨車の増結と機関車の機回しを効率的に行うために、ここではこの作業も必要みたいです。
積載のためなのか、工場内に後押しで進んでいきます。
その後積載作業の終わった別の貨車を連れて、富田方面へと走っていきました。
貨車と機関車で全く別の運用になっているあたり、この鉄道の貨物列車本数の多い証拠ですね。
駅舎内からセメント貨車が日常的に見れるのもなかなか。ちなみにここの入場券は硬券でした。
駅前には昔使われていたセメント貨車が保存されていました。
この後は四日市方面に移動し、近鉄線のナローを見に行きます。