2013年12月27日
年末とお盆の時期は旅客列車が増発される一方、貨物列車はほとんどが運休となります。その間牽引機は機関区に留置となります。
以下は機関区に機関車が増え始めるちょっと前の出来事。
稲沢駅の横はEF64 0番台が留置されていたイメージが強いのですが最近になって1000番台の原色が復帰を前提としない休車状態で置かれることが多くなっています。この時は1040号機・1048号機・1050号機が留置されていました。
1040号機は1000番台の愛知機関区集中配置の前に0番台の置き換え用として高崎から1024・1026・1041号機と共に転入してきた機関車で、パンタグラフ・クーラーが除かれた姿で留置されていました。
上写真の1048号機は元岡山機関区配置で伯備線用の機関車。スノープラウも外された状態で留置されていました。
1050号機も元岡山機関区配置でしたがこちらは現役時代と目立った違いはなく留置されていました。
EF64 1040号機の前に停車するEF210。この機関車もこのまま年越しでしょうか。
さていよいよ年末の準備開始です。DE10牽引で機関車の入換が始まります。
引き出されてきたEF64-0×6両。その最後尾の67号機は、現役引退後に側面のフィルターが塗り直され更新当初の色に。
尾張一宮方で停車の後、折り返し。無動力ながらEF64 67が先頭に立つ姿が久々に見られました。
そのまま駅東側にある非架線地帯へ押し込まれます。出番のない休車車両はこうして機関区内のスペース確保のため非架線地帯で年を越すことが多いようです。
押し込み屋の仕事が終わったDE10はすぐ切り離されて去って行きます。