大館の阪急LT

2017年9月27日
青森から南下途中に寄った大館駅で休憩がてらしばらく秋北バスを眺めていたら見覚えのある個体が。
秋田200 か 971/KC-LT333J/大館駅前 秋北バス キュービック もと阪急バス
(秋田200 か 971/KC-LT333J/大館駅前)
前後扉で逆T字窓、緑の座席と来れば疑う余地もなく阪急バス。

阪急バスと言えばなんでもかんでも西工ボディを載せる事業者で有名でして、いすゞの大型もごくごく最近までは基本的に全て西工ボディで登場していました。
しかし大型でもショートのLTとなると設定が無かったのか純正のキュービックボディで入れざるを得なかったようです。
全国的に見ればキュービックなんて非常にありふれた車体ですが、阪急バスにおいてはKC-代の一部にのみ見られる貴重な車体になってしまいました。

このLT達、阪急時代は基本的に大阪の方で活躍していたようですが、廃車間際に色々なところに散ったおかげで私も一度だけ乗ったことがあります。
秋田200 か 971/KC-LT333J/大館駅前 秋北バス キュービック もと阪急バス
運よく駐機場で少し止まる運用に入ってくれていたので、ドライバーの方にお願いして中を見せて頂きました。
後扉は閉鎖されているようですが、それ以外は完全に阪急ツーステの車内そのままでした。

ちなみに前面幕の後ろに記されていた元社番は「99-640」でした。

秋田200 か 971/KC-LT333J/大館駅前 秋北バス キュービック もと阪急バス
大館駅舎と。長旅の末に辿り着いた異郷の地で地元から来た個体に出会えると謎の安心感がありますね。

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