2016年9月26日
二時間程度ヤンゴン環状線を撮っていましたが、RBEがあまり来なくなる時間に入ったのでバスの方へ。
ヤンゴンのバスは大通りにはだいたい走っている感じなので、別にどこで張ってもいいのですが、とりあえずたくさん来そうな(イメージがある)中心部、スーレーで張ってみることに。
スーレーへ向かうタクシーの車内から。電車でも中心部へ行けないことはないのですが、ヤンゴン中央駅から結構歩かないと行けないようだったので大人しくタクシーを使いました。
ヤンゴンのタクシーにも色々あって、非冷房タクシーを捕まえると窓を開けながら走るので走るバスを公式側から撮るなら意外とこれが一番効率いいんじゃないの…と思ったり。
阪急バスは58MCを中心に結構な数がミャンマーに渡っているようで、割とよく見ました。上の画像の個体はその中でもかなり原型に近いモノ。窓サッシが上下で入れ替えられてT字窓になっていますが、後部ドアが埋められたりしていないのでかなりスッキリとしています。
スーレー周辺でやたら見る日野のマイクロバスBM320-K。この間見た高知の廃バスと同型式が、ヤンゴンでは現役バリバリで動いてます。
これに関しては日本の中古を持ってきているとかではなく、純粋な輸出車のようです。手頃なサイズと信頼性がウケたのかその後も現地で生産が続けられたそうで、色々な形態が生まれています。(特にリア)
ミャンマーの人にとって、さすがにこのバスはジャパニーズボロバスという認識らしく、「戦後すぐからあるんだよ~」とか「100年前から走ってるんだ(冗談)」とか教えてくれました。
待ってるといくらでもやってくる型式ですが、カラーバリエーションが豊富なので見ていて楽しいです。
せっかくなのでスーレーパゴダと一緒に。このあたりはバスの発着場になっているので、日本からの中古バスがズラっと並びます。
こちらも阪急バス。ですが派手なラッピングがされています。最近になってラッピングバスが増えているようで。
日本時代だとこのサイドは非公式側ですが、ミャンマーの道路は右側通行なのでヤンゴン市内を走るバスは右側に扉を増設しています。
扉の埋め込み方も見事ですが、逆T字の窓配置をそのままにどうやって上下ともに開放可能な窓に改造したのでしょう…
異国の地で地元のバスが突然現れて目の前で客扱い始めたらビビりますよね。
というわけで我らが京都市バス。幅広い世代の車両(だいたい58MC)がミャンマーに渡っているようですが、台数が少ないのか巡り合わせが悪かったのか阪急よりは遭遇率低い印象。
6034と結構ナンバーが新しいので多分5年くらい前まで京都市内を走り回っていたのでしょう。
バンパーを損傷したのか大阪市あたりからフォグなしのバンパーを持ってきています。
このバスも側面の窓が改造されてますが、さすがに寸法の合う窓が無かったのかスペーサーが入っています。
一般通過おじさんに被られてしまいましたがいすゞのモノコックバスCJM。さすがにヤンゴンでもモノコックはほとんど姿を消してしまったようですが、ごくごく少数だけ稼働車が残っています。
いずれも相当な経年車ですが、だいたいどれもスケルトンのバスよりキレイという謎。
かなり大切にされているみたいです。
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