量産代走TSE

2018年3月30日
新型気動車2600系が走り始めたので、覚悟はしていたTSE宇和海運用の消滅。編成での運用は消えてしまったものの、アッサリ全車戦線離脱…とならないのが気動車特急の面白いところ。
今回は量産車の運用に代走で入ったTSE2001を狙いに南予に行ってきました。

基本的に宇和海は全列車モノクラスなので、通常宇和島方の先頭車は貫通の普通車2150形が充当されることになっています。しかしながらこの2150形、2000系の中ではかなりの少数形式で、松山には宇和海充当分ギリギリしか配置されていません。宇和島方先頭車の不足を補うため、非貫通の2005が予備として松山に一両配置され、2150形の検査時に宇和島方の先頭車に充当されています。
通常はこれで事足りるのですが、今回2台の2150形が検査で離脱してしまったため、2005に加えてTSE2001も最後に代走要員として駆り出された…ということのようです。ホントに最後になるのかはまだ分かりませんが…
JR四国 2000系 TSE
(予讃線 下宇和→立間/宇和海3号/8:03)
撮りたかったTSE×桜。なんとか滑り込みでセーフでしょうか。
JR四国 2000系 TSE 予讃線 下宇和→立間/宇和海3号
(予讃線 下宇和→立間/宇和海3号/8:03)
引いて編成。この1053D、平日の編成は松山方に2両増結した堂々5連で、一番後ろはN2000がくっついているという四国2000系の歴史を振り返るような編成になっていました。
高徳線に新型が導入されてN2000が余るのは分かるのですが、それが松山に転属してくるのは完全に予想外でした。N2000は車内レイアウトが普通の2000と違っていて、特にこの松山方の2426は共通運用が組めず使いにくいことこの上なさそうですが、いつの日かN2000だけで統一された宇和海を見ることができればいいですね。
JR四国 キハ32+キハ54 予讃線 下宇和→立間/623D
(予讃線 下宇和→立間/623D/7:18)
TSEの前に来た32+54の普通列車。47が撤退してその穴を32+54が埋めているので、かなりありふれた組成になりました。47の穴埋めで増えた富士重製の角目32を撮りたいのですがなかなか巡り合わせがよろしくないですね。
JR四国 2000系 TSE 予讃線 双岩→伊予石城/宇和海9号
(予讃線 双岩→伊予石城/宇和海9号/11:08)
行ってみたかった双岩のアーチ橋。定期を持っていた頃には行けず仕舞いでしたが、まぁあまり絵的に変化がないと思うのでよしとしましょう。
JR四国 2000系 TSE 予讃線 双岩駅/宇和海20号・17号
(予讃線 双岩駅/宇和海20号・17号/15:24)
双岩での代走要員同士の交換。すれ違いと同時に4灯点けてくれてGood
2005の方の今後はよく分かりませんが、とりあえず今回の代走は4月頭で終了したようで。
今後とも代走要員として松山に残り続けるのか、それとも…

2600系の導入によってTSE引退、量産車も一部離脱の噂が出ている四国2000系。今年度には新型振り子気動車が登場するようですし、間もなくまた大きな動きがありそうです。

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