松山のキハ47、徳島へ

2016年3月25日-27日
ついにこの日が来てしまいました。
近く去るだろうと思ってはいた松山のキハ47ですが、ちょっと意外な形でさよならすることになりました。

今改正のおおまかな車両の流れは以下の通り
・高知からキハ32(角目)とキハ54が松山に

・松山のキハ47のうち0番4両を徳島へ

・徳島のキハ47のうち1000番台2両と松山の1000番台1両を多度津へ(廃車?)。

と、1両の新車もなく運用の調整によって三角トレードを行うというちょっと荒業な転配劇が行われたのでした。
普通用気動車の転属回送は、基本的に改正前日の3/25に一気に行ったので、特急用車両の回送と合わせて予讃線ではちょっとしたお祭りになっていたようです。

予讃線 伊予横田~鳥ノ木/912D キハ47+キハ54
(予讃線 伊予横田~鳥ノ木/912D)
とは言え25日はまだ改正前日、しかも平日なので、おそらく四国では最後になろう他形式との併結列車もいつも通り運転。
予讃線 伊予横田~鳥ノ木/912D キハ47+キハ32
(予讃線 伊予横田~鳥ノ木/622D)
次いでキハ32との622Dも。松山唯一の1000番台は改正前に運用を離脱していたようで、最終日も0番台のみでの運行に。
予讃線 大西~伊予亀岡 キハ47転属回送 松山→徳島
(予讃線 大西~伊予亀岡)
そのまま松山市に戻ってお昼を食べてから転属回送へ。
予讃線電化区間の撮影地は全く詳しくないので、地元民に丸投げして運転に徹することに。
まずは大西の造船所バックの撮影地へ。
朝運用で上ってきた2連2本に1117、この時松山に所属していたキハ47を全て繋げて、更に保安装置対策と入場回送を兼ねたキハ185を先頭に付けて堂々6連での回送となりました。
予讃線 玉之江~壬生川 キハ47転属回送 松山→徳島
(予讃線 玉之江~壬生川)
電車特急がバンバン走る予讃線電化区間を非力なキハ47で走るので、ある程度余裕を持って追っかけ。
大西が後打ちだったので、玉之江ではキハ185先頭の姿を。




予讃線 箕浦~川之江 キハ47転属回送 松山→徳島
(予讃線 箕浦~川之江)
更に追っかけて日没前最後は香川県との県境付近で。
なんとか持っていてくれた天気もここで怪しくなり、ギラリを期待したものの薄曇り。
予讃線 観音寺 キハ47転属回送 松山→徳島
(予讃線 観音寺)
高松に行く前にどっかで停車を撮りたいと思っていたので、観音寺のバカ停を。
予讃線 観音寺 キハ47転属回送 松山→徳島
(予讃線 観音寺)
バカ停の間に121系か6000系あたりと並んでくれないかなと思っていたのですが、結局7000系と並んだだけでした。
予讃線 高松 キハ47転属回送 松山→徳島
(予讃線 高松)
終点高松まで先回り。ここで今までほとんど並ぶことがなかったであろう1500形や223系/5000系と並びました。
予讃線 高松 キハ47転属回送 松山→徳島
今までずっとキハ185に従えられていたキハ47ですが、最後の最後、高松運転所へ入る時に先頭に立ちました。

高徳線 徳島/369D キハ47転属回送 松山→徳島
(高徳線 徳島/369D)
高松までの回送の翌日(改正当日)、キハ47のうち0番台4両は早速369Dで徳島へ。
徳島ではうずしおのキハ185との並びも。
高徳線 徳島/363D キハ47/キハ40
(高徳線 徳島/363D)
369Dが元松山車の4Bになった影響か、363Dは40+40+47+40の4Bに。元松山車の4Bは一見普通のキハ47の4連ですので、こっちの方がインパクトがあるかもしれません。
徳島線 府中~石井/446D キハ47(元松山車) 普通幕
(徳島線 府中~石井/446D)
更に翌日。2+2に分割してそのまま徳島線の朝運用へ。
キハ47-171は幕の交換もせず運用に入ったので「普通」幕。

こうして松山のキハ47は案外呆気なく去っていったのでした。

最後に3/25の転属回送時の組成を書いておきます。
↑高松
キハ185-3102
キハ47-173
キハ47-171
キハ47-174
キハ47-178
キハ47-1117
↓松山

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