File:057 三愛観光 RB10

2017年9月確認

北の大地の木の下で眠る廃バス。

日野のエンブレムが付いた丸型のバス。丸型であることや前面のライト配置などでRB10であることは想像が付きますが、これは少し変わり種。
事前に写真を見た感じではただのRB10にしては随分前面周りの造作が川崎っぽいなぁと思っていましたが、実際ボディは川崎製でした。

日野の指定ボディメーカーである帝国や金産ではかなり丸みがある車体に仕上がっているRB10ですが、川崎のボディだと丸型ながら各部のRが小さめで若干垢抜けた印象を受けます。(この世代のバスに垢抜けもクソもないかもしれませんが。)

廃車時の用途はどうもホテルの送迎バスのようで、側面にホテルの名前と元事業者名が書いてありました。側面の文字をそのまま検索に掛けてみたらホテルはなんとまだ現存しているようです。
残念ながら元事業者の三愛観光(旭川市)は既にこの世にありませんでした。
塗装は美鉄バスの塗装によく似ていますが細部の処理が異なります。美鉄バスの中古車かな?とも思ったのですが、美鉄バスは三菱の血が入っていて、夕張の保存車を筆頭にふそう車ばかりだったようなのでこの線はなさそうです。
自家用で最初からこんな捻くれた仕様のクルマを入れるとも到底思えないのですが、他に有力な情報もないので謎のままです。

リア。当たり前ですがいすゞの円形ルーバーはありません。
シャーシとボディの組み合わせとしては珍しいのですが、リアに関しては金産のものもこんな感じですのであまり違和感はない…かも?

謎の多い個体ですが現役時代の記録や資料もほとんど残されてなさそうなので謎は謎のままで終わりそうです。

カテゴリー: 撮影日誌-廃バス タグ: , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)