2013年10月12-13日
昨年秋に松山の友人宅に泊めてもらうことがあったので、その際に現地のバスを見て来ました。
P-代なのでかなり古い部類に入る二つ目レインボーRJがそこそこまとまった数活躍していることで知られている伊予鉄。
松山市内に居ても結構頻繁に目にするので驚きました。一応昭和のバスのハズなんですが・・・
スケルトンボディ最初期の無骨さが出ていてカッコよく、自分の好きなバスの一つです。
伊予鉄南予バス長浜営業所のRJ。P-代より更に古いK-代の車両。K-代となると昭和50年代後半の車両ということになるので車齢は30年超。バスとしては恐ろしい長寿です。
長浜営業所はなんともこじんまりとした営業所で、こんな絵に描いたような田舎のバス営業所が現存するんだなぁと行ってみて思いました。
並ぶK-RJ。右はそのK-RJの中でも古い部類に入る幕拡大が行われていないタイプ。真横が漁港という悪条件の中よく30年も活躍し続けることができるものです。
二台とも車検が迫っていたので今はもう廃車されているかもしれません。
次に大洲営業所。ここは結構規模の大きいバス営業所で名物のモノコック車両RLが休んでいました。ピカピカに磨かれたRLは今でも予備車として他の車両の車検が重なる時期に走ることがあるとか。今なおモノコックが現役なのも驚きですが右のK-RJも2つ若いだけで30年選手ながら現役バリバリだったのでむしろこっちの方がすごいかもしれません。
続いて八幡浜営業所に行きましたが、ここはノンステップのHRがまとまった数導入されているようで既にRJは主力ではないようです。
八幡浜は駅前でも昭和の香りを残す建物が多く残っていてこっちの方が興味深かったり。
続いて内子営業所に行きましたがここは構造上留置されているバスが覗けなかったので省略。
四国で二つしかないJR路線バスの一つ久万高原線のルートに沿って久万高原へ。
元大阪市交のキュービックが国鉄塗装で活躍していて、それが山の中を走るのでなかなか雰囲気のいい路線。
伊予鉄久万バスの久万営業所。南予バスに比べて話題になりにくいところですが恐らく鉄道が通ってないからでしょうね。ここも主力はK-orP-RJ、前面の日野エンブレムが外されているのでちょっと間抜けな感じがします。右の1690号車は一台しかいない(らしい)トップドア車。
系統再編のためか前面幕を使っていないトップドアのRJですが、横の行先板も手書きというのがなんとも・・・
ここにも幕が細いK-RJが居ましたが既に廃車されているハズです。