File:010 三木鉄道ミキ180-101

2016年5月21日 確認
鉄道車両だけどある意味廃バス? な打ち捨てられたレールバス。
加古川線を撮ってから、そのまま北上して見つけたミキ180-101。三木鉄道というよりは、北条鉄道の沿線と言った方がいいくらいの場所にあります。
三木鉄道というと、廃線時まで活躍し、その後ひたちなか海浜鉄道他に譲渡されたLE-DCのミキ300が広く知られているかと思いますが、そのミキ300が入る前の、三木鉄道としては最初の車両がこのミキ180です。
三木鉄道ミキ180-101 廃車体
紀州鉄道に残っているものと同じ5Eタイプボディの二軸LE-Car。
(北条鉄道→)紀州鉄道の車両が観光バスのような屋根まで続く拡大窓なのに大して、ミキ180はドノーマルなサッシ窓。
いかにも路線バスをそのままレールに載せましたみたいな外観をしています。
三木鉄道ミキ180-101 廃車体
前面。上半分だけ見るとモロ5E。
現在は飲食店の裏手に置かれて物置になっているのですが、中に詰まれたモノの重さで窓ガラスが割れてしまっています。
また、上の写真は飲食店裏の細い道から撮影しているのですが、飲食店側はコンテナ他で覆われていてほとんど見ることができません。現在のお店がオープンする前からこの地に置いてあった車両ですが、なんとも扱いが酷な気がします。これでは撤去されるのも時間の問題でしょう。

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