File:009 徳島バスK-MP118

2016年2月11日 確認
古いバスの写真を見ていると、たまにこんな古い型でこの塗装?ってことがありますが、今回の物件もそんな感じ。
行き止まりへと続く一本道の途中にあった徳島バス現行塗装の三菱ふそうK-MP118K。
徳島バス K-MP118 廃バス 徳島県
通称ブルドッグのMP118は、エアロスターM/Kの先代に当たります。
モノコックとしては最終期の車両で、自走可能な個体もごくごく僅かながら現存する型式です。
なので活躍年代を考えるとこの塗装を纏っていても不思議ではないっちゃそうなのですが、やはりそこそこインパクトがあります。
しかし新塗装で活躍していた期間は僅かのようで、ほぼ記録されることなく廃車となっています。
徳島バスのMP118は90年代後半までは少なくとも残っていたようなので、このクルマの代替は今でも走ってるKC-HUだったりして。

K-MP118がブルドッグと言われる所以は前面の出っ張りで、その中央部にはナンバープレートが収まる窪みがあります。
事業者によってはこの窪みを無視してバンパー部分やバンパー直上にナンバープレートを置いたところもあるのですが、徳島バスはちゃんとこの窪みに収まるようにナンバーを配置していたようです。
ここで不思議なのが新塗装の「TOKUSHIMA BUS」の文字。窪みの部分に掛るようにレタリングされているので、ナンバーを付けると文字が隠れてしまうように見えます。
一体どうしていたのでしょう?

徳島バス K-MP118 廃バス 徳島県
側面。当時の広告でほとんど覆い隠されてしまっているのでこの型式の新塗装がどのように塗られていたのかイマイチ分からないのが残念なところです。

徳島バス K-MP118 廃バス 徳島県
他各部詳細を記録して帰りました。

コメント

  1. ナンバーですが、旧塗装時代にバンパーに移設した車両がほとんどで

    新塗装時代に上にあったのは、1台ぐらいだったような気がしますね・・・。

    • コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありませんでした。

      ナンバー移設前の写真しか見ていなかったので、廃車時まで上部にナンバーがあったのだと思っていましたが、後年移設されていたのですね。これで謎が解けました。情報ありがとうございます。

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