2016年6月 確認
漁港の片隅に置いてあった廃バス。塩害ですぐ錆びてしまいそうな環境ですが、思ったより状態は悪くなく…
観光系のバスは路線に比べると詳細まで分からないことが多いのですが、これは特によくわからない物件です。
シャーシは三菱、ボディも三菱ということは分かるのですが、この時代の観光バスは長さや出力で型式が結構細分化されているようなので型式の特定ができません。とりあえずB8系ということにしておきます。
前面のグリル部分。一世を風靡した(らしい)、当時最新の「東名グリル」。
これが流行っていた頃はスタイリッシュだったのかもしれませんが、今見るとちょっとふてぶてしい感じ。
40年くらい前のシロモノですが結構状態よく残っているものです。
また、このバスの出自もよくわかりません。前面のグリルの上に「NISHINIHON」と書いてあるのですが、これだけではどこの事業者だか全く分かりません。
同じ四国内の愛媛に西日本観光バスという事業者があるのですが、これと同型はおろか同色のバスの写真も見つかりませんでした。
リアのB8エンブレムがあった場所。廃車時に取ってしまったのかそれともここに置かれてから盗難に遭ったのかこのバスのエンブレム類はほぼ全て外されていました。
同じくエンブレム跡。こちらは三菱ボディのものでしょう。
バスとは多分全く関係ないのですが、バスの横に古そうな日デのコンドルが置いてありました。
窓に警告の張り紙があったりストップ不法投棄の看板が立てられていたりとこちらはマジモンの不法投棄のようです。
バスと一緒に代執行されなければいいのですが…
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