2016年6月 確認
4Rと同じく前回来た時には見つけられなかった物件。備北バスは2016年現在でも相当な山奥までの路線を持っていますが、廃バスも同様に相当な山奥まで分布しているようです。
4Rと同様、純粋な大型車であるMR470。中ドアオンリーのツーマン専用車だった4Rと違って、こちらは前後の2ドアなのでこっちの方が若干新しそう。
幕周りが丸い丸型からモデルチェンジされて、若干近代的になった昭和40年代後半のモデルで、ライトべゼルから三菱ボディのようです。
ふそうのこの世代のボディは、幕の部分が横に長くケーシングされているのが特徴で、後のスケルトンボディのエアロスターなどに通じるものがあります。
旧来のデザインを引き継いだ前面下部と斬新なデザインの上部のチグハグ感が面白くて好きなのですが、この幕部分のデザインはこのタイプのボディで終了し、また従来のデザインに戻ってしまうのが残念なところです。
場所が場所なので仕方ないのですが錆よりも苔が気になるお顔。バンパーが失われていますが他の状態は概ね良好?
三菱のスリーダイヤも残っています。
ちょっと上から見下ろすことができました。屋根を見れる廃バスというのもあまりないのでこういうのも貴重な資料になります。
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