2016年4月16日 確認
規制記号のつかないような廃バスがゴロゴロしてる県北にしては比較的新しいバスを見つけました。しかも二台並び。
型式は右の車両がP-MK116F,左の車両がP-MK116J。J尺が中型標準の9m車体、F尺がそれより80cmほど短い短尺車です。J尺は現役車がまだ宮崎にいますが、短尺車の現存個体は結構珍しいのではないでしょうか?(そもそもP-MK116の廃バス自体そこそこ珍しい気がします)
備北バスで今も現役のP-RM+6Eの最古参とほぼ同世代でナンバーも数個違い程度。しかしこのMKは10年以上も前に廃車になっているようです。何が命運を分けたのか分かりませんが、この車両が随分と早世したことは確かなようです。
ところで前面のMMC、80年代から採用された三菱自動車系のエンブレムで”MITSUBISHI MOTORS CORPORATION”の略なのですが、路線バスに付いているのは初めて見ました。
どっちかと言うとトラックによく付いているような…?
ケツ並び。他の例に漏れずエンジンが抜かれています。
リアはエアロスターKとほとんど変わらないスタイルですね。
独立した幕もないので屋根まで窓があるタイプ。スケルトンなのにモノコックのMP118系のスタイルを引き継いでいる感じがして結構好きです。
エンジンルーム。キレイにくり抜かれているので中がよく見えました。
最後部の座席の下ってこうなってるんですね。
この世代の車両ではおなじみの冷房車ステッカー。まだまだ見られます。
タイヤは抜かれていました。古ホイールの上に軸を直置き?という結構不安定な置き方ですが大丈夫なんでしょうか?
タイヤハウスから覗いてるクリームのボードは剥がれた内壁でした。バスの内部は見ていませんが徐々に崩壊が進んでいるようです。
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