札沼線(学園都市線)のキハ201

2010年6月
キハ201を進めるにあたって過去の写真を色々と掘り返していたのですが、そういえば札沼線って今キハ201走ってないんだなーと。
この形式は元々、函館本線山線区間からの札幌直通用として製造されましたが、直通列車は朝の札幌行きと夕方の倶知安方面行きのみ。
直通運用のない昼間は間合いで数編成が札沼線を往復していたのでした。

2010年当時の札沼線はもちろんオール気動車。朝夕は5-6連、昼間は3連が基本でした。
ラッシュ時はPDCもキハ40もほぼフル稼働なので冷房車非冷房車ごちゃ混ぜでしたが、昼間…特に夏場は冷房車の限定運用が組まれていたように思います。
PDCだとキハ143の編成、キハ40だと元キハ400を中心にした編成、そこに更に新鋭キハ201が加わり、夏場のサービスレベル向上に努めていたのでした。キハ201は元々通勤型ですので、線区の事情と合致して重宝されていた…というわけです。

JR北海道 キハ201 札沼線(学園都市線) 八軒駅 非電化時代
2010年夏の八軒駅。この頃の札沼線は電化工事もまだまだで、札幌方から順に架線柱が立ち始めていましたが架線は無し。
この時は乗車もキハ201だったので、PDC目当てだった私は”なんだ昼間はキハ201ばっかりなのか”とガッカリしたのですが、さすがに全部キハ201で回せるわけもなく…この日動いてたのはこの2本だけでした。

それから2年経った2012年3月の新川駅。既に架線は張られていましたが、まだ列車はすべて気動車でした。
今ではここをキハ201が走ることもなくなり、兄弟の731系が走っています。

現在、昼間の札沼線アルバイトの代わりに函館本線の区間快速で使用されているようで。
電車並の性能を持つ同形式らしい運用方法ですが、気動車である必然性のない運用なのでなんとも微妙な使い方だなぁと思っています(他に使い道もないんでしょうけど)。
キハ201にしかできないオールラウンドな運用をこなしていたこの頃が一番輝いていたのかな と今になって思ったのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました