3年前の今日 ~非電化だった頃の札沼線~

2010年6月11日
3年前のこの日はちょうど高校の修学旅行の最終日。札幌で各人好きなところを巡っていました。
この時既に電化工事が着々と進められていた札沼線。架線が張る前に行くなら今しかないと、札幌から数駅離れた太平駅に行ってました。
既に太平駅札幌側のカーブ地点までは架線柱が立っていて、こりゃ全区間もう無理かもわからんねと思ってましたが地上区間は割と手つかずだったので上に障害物のない最後の札沼線を見ることができました。

▲太平駅を降りるとまずやってきたのがこの編成。先頭のキハ40-400は札沼線末端区間用の高出力車で、苗穂に帰る為定期列車に併結されていました。
札沼線の札幌近郊区間が電化された後もこのキハ40だけは残っていますが、定期併結で回送されることはなくなりました。

▲太平~百合が原の大カーブで6連を。この時既に12時回ってたのに気動車の6連が普通に走ってるってのが驚きでした。ここの撮影地も今では架線柱が立っていますがまだ十分撮影することができます。

▲北海道の6月なので暑さは大したことないのですが、それでもやはりやって来る車両は冷房車ばっかりで、キハ141/142などはこの時見ることすらできませんでした。
車両数が割と多いので冬と夏でそれぞれ別の車両に休車を掛けて回していたそうです。

▲この頃は上からキレイに見下ろすこともできました。元急行用のキハ40/48は一年を通してよく動いてましたね。

▲スッキリしてる太平駅。▼一年と半年後、架線が張られた太平駅。まだこの頃は全列車気動車列車でした。

気動車の頻発長編成運転が見られなくなってしまったのは残念ですが、こういう変化を記録できただけまぁよしとしましょうか。

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