File:043 鳴門市営バス 6RA?

2017年3月確認
寄らば大樹のなんとやら

大きな木に守られながら眠る観光バスがいました。
これは既に存在しない事業者、鳴門市営バスの観光車。鳴門市営バスは廃止までこのカラーリングを受け継ぎ、徳島バスに移管された今でも一部車両が同色で残っています。

鳴門市営バスは規模は小さいものの少々変わった事業者で、徳島の一市営でありながら香川への越県路線を持っていました。
観光バス事業も市の規模を考えると頑張りすぎではとも思えますが、明石-鳴門ルートの四国連絡橋ができるまでは本州からやって来た観光客は鳴門市街地を通らなければ鳴門海峡に行けなかったので、このバスが現役だった頃はうずしお輸送に大活躍だったのでしょう。

このバスがまだ新車だった頃?、鳴門市営バス発行の「鳴門市営バス 30年のあゆみ」の表紙を飾っており、当時有料道路だった鳴門スカイラインの小鳴門新橋を渡る同車の写真が残されています。


正面は残念ながら枯れ草に呑まれていました。冬枯れでこれなのですから、夏場は緑に覆われているのでしょう。いずれ木に取り込まれそうです。

そんなわけで色々な情報を総合するとこのバスは昭和45年前後の車両で、日産ディーゼルの4R系の何れか、ボディは富士重の観光車向けR13型B。
4R系は長きに渡って製造された日デ2サイクルエンジンシャーシなので、種類が豊富です。
外見だけでシャーシの型式を言い当てるのは困難ですので、ここでは一応4R系の高出力エアサス仕様の6RAと推定しておきます。


裏からリア。何かにぶつけたのか色々とボロボロですが、B8とUDエアサスのエンブレムが見えます。ちなみにB8は三菱ふそうの高出力タイプのシャーシ名です。三菱なの日産なのどっちなの?と混乱しましたが、エンジンルーバーの形状と配置が4R系のものと酷似していたので日産ディーゼルのもので間違いないと思います。
しかしなんでB8のエンブレムが付いてるんでしょう。廃車後に付けたものにも見えないのですが…謎です。

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