2018年3月31日
9426Dを因原で撮影後、逆向きの9425Dを撮りに先回り。三江線は三郷町の中心部粕淵を経由するため少し迂回をしますが、我々は車なので川本から裏の山道を通りつつ再び潮駅へ。
(三江線 潮/9425D/14:55)
午前と同じ構図ですが、三江線らしい色の車両と一緒に再び。この時間になると側面に太陽が回ることもあって、撮影地は大混雑。
(三江線 石見梁瀬/9427D/16:59)
少し戻って後続の9427Dを石見梁瀬で。大きな桜の木がある雰囲気のいい駅。末期は棒線でしたが、三江線が江津から伸びて行っていた時代には終着駅だったこともある駅。そこかしこに時代の名残が見られました。
(三江線 石見梁瀬/9428D/17:33)
その一本桜と一緒に江津行きの列車を。この駅の盛衰を見てきたこの桜。来年からも線路が消えた集落を見守りながら咲くことでしょう。
(三江線 宇都井/9429D/19:37)
三次行最終列車と宇都井駅。おそらく三江線で一番著名な駅でありながら、最後の最後での訪問となりました。
写真にはあまり人が写っていませんが、地面のイルミネーションの周りでは数百人以上の方がお見送り。
駅の下には露店が出現し、列車の到着時には花火も上がって…と、最終日というよりはお祭りのような雰囲気。
そのお陰で”翌日には廃線”という実感がまるでないまま駅を後にしてしまった気がします。
数年後単なる構造物となった旧宇都井駅を見に行く時に初めて現実を受け入れることになりそうです。
(三江線 浜原/9431D・9432D/21:28)
ホントのさよならは浜原駅にて。江津からの浜原行、三次からの浜原行の順に到着し、これにて三江南線区間の営業は終了。
(三江線 浜原/9431D・9432D/21:43)
三次からの最終列車到着後、江津への回送列車を仕立てるために入換を開始。
(三江線 浜原/9431D・9432D/21:48)
多くのファンに見守られながら、2+2の4連が組成されます。
(三江線 浜原/9431D・9432D/21:55)
証拠写真程度ですが、浜田鉄道部色の4連が組成され、このまま江津へと回送されていきました。
以上、長いようで短い一日が終わりました。
色々なゴタゴタがありそうと心配していた最終日でしたが、色々な好条件に恵まれ、楽しかった想い出と共に無事に帰ってくることが出来たのはラッキーだったのかなと思っています。
次いつ三江線沿線を訪れることができるのかは分かりませんが、その時は最終日に見て撮って話した想い出を振り返りながら遺構を巡れそうです。
88年間お疲れ様でした。
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