2019年7月15日
藪原から木曽福島まで下り、そこから王滝線跡に沿って王滝村へ。途中寄り道しつつ滝越方面を目指します。
(35.820323, 137.641284)
途中見つけた王滝本線第三号隧道。県道のすぐ脇にあるのでアクセスは容易ですが、隧道の向こう側は県道の落石防護柵が設置されてしまって当時の面影が失われてしまっています。
(35.805223, 137.559415)
ダム湖である御岳湖のほとりを進んでいくと現れた田島駅の機関庫跡。林鉄向けなのでかなり小ぶりなサイズ。
入口がシャッターに取り換えられていますが、側面の木枠の窓や屋根上の大きな煙抜きは当時のまま残されているようです。
反対側。シャッターが向こうは3枚こちらは4枚、当時何線敷かれていたのか今となっては分かりません。2か3だとは思うのですが…
機関庫の脇にある建物。これも当時からあるもので、詰所か宿舎かと言ったところ。今では建物のすぐ左が森になってますが、当時は広大なヤードがあったんだとか。
最も滝越寄りにある建物。随分と横に広い建物で、こちらも高さ的に車両が収まりそうな大きさなので検修庫だったのかな?当時の写真にも写ってはいるのですが、用途が断定できていません。
ちなみにこの遺構群から道を挟んで反対側には現役の木工場があり、この建物も木工場の倉庫として使われていたのかもしれませんが、今となってはその形跡も随分と薄れてきているようで。
当時の雰囲気を残す素晴らしい建物遺構群なので意図的に保存しているという話も聞きますが、気付いたらキレイさっぱり無くなって更地になってるかもしれませんね。
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